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建物売却に際しての借地権付き物件の注意点と解消方法【世田谷区 不動産売却】

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建物売却に際しての借地権付き物件の注意点と解消方法【世田谷区 不動産売却】

建物売却に際しての借地権付き物件の注意点と解消方法【世田谷区 不動産売却】

2023/12/18

不動産を売却する場合、土地や建物に関する権利関係について確認が必要となります。特に、借地権が付与された物件は注意が必要です。借地権とは、土地の所有権と建物の所有権が別々になっており、土地の所有者に対して建物の使用権を一定期間与える権利です。売却する際には、借地権の期間や条件、更新方法について適切に確認し、解消方法を検討する必要があります。本記事では、借地権とは何か、売却時の注意点、そして解消方法について詳しく解説していきます。

目次

    借地権付き物件とは?

    借地権付き物件について説明します。借地権とは、土地を借りる権利のことで、土地所有者と借地権者がそれぞれ持つ権利です。借地権付き物件とは、その土地に建物が建っており、その建物を所有者が購入する際に、土地は借りる形で利用する権利が得られる不動産物件のことを指します。つまり、土地自体は所有していないが、建物を持つことができるということになります。 借地権付き物件は、最初の購入価格が安く、土地を購入する必要がないため、手に入れやすいというメリットがあります。また、一定期間ごとに借地料を支払うことが必要ですが、それ以外の土地管理費、固定資産税などの負担は借地権者が負うため、総合的に見ると住宅購入の負担が少なくなります。 しかしながら、借地権付き物件にもデメリットもあげられます。借地料が毎年変更されること、また借地期間終了時には建物自体を返却する必要があることなどです。また、借地権付き物件を売却する際には、売却価格が低くなりやすく、資産価値が下がるということも懸念されます。 以上が借地権付き物件についての説明となります。不動産をお考えの際には、上記のメリット・デメリットも踏まえ、慎重に検討することが大切です。

    建物売却における借地権の影響

    不動産売却において、所有する建物が借地権の上に建っている場合、借地権の影響が非常に大きくなります。借地権者は、その土地の所有権を持つため、売却価格や売却条件などが決定されます。そのため、売却を行う際は、借地権者との契約関係が非常に重要になります。売却価格に関しては、借地権者との交渉により決定されますが、売却条件に関しては、借地権者が承認しなければなりません。また、借地権者は、土地の利用目的や使用期間についても影響を与えることがあります。そのため、売却前には、借地権者との契約内容を確認し、十分に調査を行うことが大切です。不動産売却において、借地権者の影響を考慮しない場合、売却価格や売却条件に関するトラブルが発生する恐れがあります。よって、借地権者の存在を認識し、十分な調査と交渉を行うことが重要となります。

    借地権を解消する方法

    土地所有者と借地人の契約によって、土地の借地権が成立します。借地権は、一定期間内に土地を借りることで、借地人に使用権が与えられます。しかし、借地契約が満了したら、土地所有者が借地権を解消することができます。借地権を解消する方法は、基本的には契約の解除や更新によって行われます。土地所有者は、借地人に解約通知を出すことで借地権を解消することができます。また、契約更新によって借地期間を延長したり、条件を変更することで、借地権を継続することができます。借地権の解消手続きは、契約書によって異なりますので、事前に契約書を確認し、正確な手続きを取るようにしましょう。また、借地権を解消する場合、借地人の保護に関する法律の規定に従うことが原則とされています。  

    借地権解消費用の見積もり方法

    借地権解消費用とは、土地を借りている場合に、土地所有者との契約を解除し、土地を所有することができる権利を取得するために必要とされる費用のことです。この解消費用は、土地の面積や地価によって異なり、また手続きや書類の手配にもかかるため、見積もり方法が重要になります。一般的には、不動産会社や測量士事務所に依頼して、現地調査を行ってもらい、それを元に解消費用を算出してもらう方法があります。また、自治体の土地部門に問い合わせて、解消費用の目安を聞くこともできます。しかし、借地権解消費用は基本的には交渉次第で変わることもあり、しっかりと情報収集を行うことが必要です。なお、借地権解消については、契約や手続きが複雑なため、専門家に相談することをおすすめします。

    借地権付き物件という選択肢を考える際の注意点

    借地権付き物件とは、土地の所有者から借り受けた土地に建てられた建物を所有することができる不動産の一種です。利用者は、一定期間内に毎月の土地使用料を支払うことで、建物を完全所有することができます。 しかし、借地権付き物件を購入する際には、いくつかの注意点があります。まず第一に、土地所有者の倒産や売却によって、土地を失う可能性があることです。また、建物が老朽化した際には、借地契約更新に伴う増額料金が発生する場合がありますので、長期的なコストも考慮しましょう。 さらに、建物の売却時には、土地所有者が指定した買い手に優先的に売却しなければならないことがあるため、売却時の査定額も低くなりがちです。そのため、長期的な住居として購入するのであれば特に注意が必要です。 以上のように、借地権付き物件にはメリット・デメリットがあります。購入前には、物件の状態や契約内容、将来的な費用などをきちんと確認して、慎重に判断することが大切です。

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