不動産訪問査定と机上査定、正確な物件価値の見極め方【世田谷区 不動産売却】
2023/10/01
不動産売買を考えている方にとって、正確な物件価値の把握は非常に重要です。しかし、その見極め方については不明瞭であったり、差異があったりすることが少なくありません。不動産査定には、主に不動産訪問査定と机上査定がありますが、どちらが正確なのか、どのようなポイントに注意するべきなのか、今回は詳しく解説していきます。不動産売買を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
不動産訪問査定と机上査定の違いとは?
不動産を売ろうと思ったときには、まず自分の物件の評価額を知ることが必要不可欠です。そのために、不動産訪問査定や机上査定などを利用することができます。それぞれの査定方法には、それぞれの特徴があります。 不動産訪問査定は、不動産会社の担当者が現地に出向いて、物件の内外を詳細に採寸・見積もりを行い、建物や土地の状態、立地条件などを把握し、査定額を明確に提示するものです。実際に不動産会社の担当者が物件を確認し、状況や条件などを踏まえた正確な査定額を出せる点が最大のメリットとなります。 一方、机上査定は、事前に不動産会社に提供された物件の情報を基に、市場価格や土地価格などを調査した上で、算出される査定価格のことです。物件情報(広さ、間取り、立地など)や、地価、住宅需要・供給状況などを元に、大まかな査定を行うことができます。そのため、査定は早く済みますが、正確性や信頼性に欠ける場合があります。 最終的に、不動産を売却する際には、実際に訪問査定を受けることが推奨されます。しかし、物件情報などが揃っているために、あくまで目安として机上査定しておくことは、大変有効であると言えます。
正確な物件価値を見極めるために必要な条件とは?
不動産の売買や賃貸をする際に、やはり気になるのが物件の価値です。物件価値を正確に見極めるためには、何が必要でしょうか? まず、物件自体の条件が重要です。物件の面積や間取り、築年数、設備などが物件価値に大きく影響します。同じような条件の物件が周辺にある場合は、競合相手との比較も重要です。 また、地域の状況も見ておく必要があります。周辺の不動産相場や、オフィスビルや商業施設、交通アクセスなどが物件価値に影響する要素となります。同じ条件の物件であっても、地域によって価値が大きく異なることがあります。 さらに、政治・経済情勢も物件価値に影響します。税制改正や景気動向、地域振興策など、不動産市場に影響する要素は数多くあります。最近は、新型コロナウイルスの影響が不動産市場に与える影響も大きな関心事となっています。 以上のような条件を踏まえ、正確な物件価値を見極めることが重要です。不動産の売買や賃貸をする際には、物件価値を正確に見極め、価値を最大限に引き出すことが求められます。
不動産訪問査定の際に見るポイントとは?
不動産訪問査定では、物件の現状を正確に把握することが重要です。そのために、査定員は以下のポイントをチェックします。 まずは建物本体の状態です。外壁のひび割れや汚れ、屋根の瓦の欠損など、目に見える箇所の確認が必要です。また、建物内部でも、床や壁の汚れや破損、シロアリ被害、経年劣化による設備の劣化なども見逃さずにチェックします。 次に、敷地の状態です。坪数や形状、地盤の強度や傾斜、不要物の有無などが重要なポイントとなります。また、周辺環境も注視しましょう。騒音や匂いの有無、日当たり、近隣施設の距離や利便性などが査定に影響します。 最後に、物件の歴史や法的な問題がないかを確認します。所有権や土地の転売制限、建築基準法違反など、不動産に関する法規制も把握しておく必要があります。 以上のように、不動産訪問査定では多くのポイントを確認する必要があります。正確な査定を行うために、プロの査定員は経験と知識を備え、物件の全体像を的確に把握していく必要があります。
机上査定での見落としや誤算への対処方法とは?
不動産の査定において、机上査定は一般的な方法のひとつです。しかし、完全な正確性を保証することはできません。そこで、机上査定での見落としや誤算への対処方法を考えてみましょう。 まず、不動産業者による査定額を複数取り、相場を把握することが重要です。さらに、物件の周辺環境、駅からの距離、建物の構造などを調べ、査定額を補完することが必要です。また、過去に実際に売却された物件の価格を確認することで、相場を正確に把握することができます。 また、机上査定で見落としが起こる原因のひとつに、物件の状態を過大評価してしまうことが挙げられます。例えば、築年数が古くなっている場合や、修繕が必要な箇所がある場合、査定額にはマイナス要因として影響します。そのため、自己評価を適正に把握することが必要です。 最後に、机上査定ではおおよその査定額を把握することが可能ですが、最終的な価格は現地調査を行ってから決定されるため、査定額が変わることもあります。そのため、実際に売却を考えている場合は、慎重かつ現実的な査定を受け、納得のいく条件での売却を目指すことが重要です。
不動産訪問査定と机上査定、どちらを選ぶべきか?
不動産を売却する際には、まず査定が必要になります。この査定には不動産訪問査定と机上査定の2種類があります。不動産訪問査定は、実際に不動産物件を見て評価する査定であり、机上査定は、インターネット上の情報を基に行う査定です。では、どちらを選ぶべきでしょうか? 不動産訪問査定のメリットは、実際に不動産物件を見て評価することができる点です。物件の状態や立地など、総合的に判断することができるため、正確な査定額を出すことができます。また、不動産物件の現状を確認することで、売却前に修繕やリフォームをすることをアドバイスすることもできます。 一方、机上査定のメリットは、簡便・迅速に行えることです。自宅からPCやスマートフォンで査定額を調べることができます。また、複数の不動産業者から査定を受けることができるため、査定額を比較しやすくなります。 結論としては、不動産物件の状態や立地によって、どちらが適しているかが異なります。売却の前に、まずは両方の査定を受け、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、査定額を比較しましょう。そうすれば、より正確な査定額を知ることができます。
―当社対応エリアー
世田谷区、大田区、目黒区、品川区、渋谷区、江東区、港区、新宿区、中野区、練馬区、板橋区、台東区、横浜市、川崎市
―当社業務内容―
戸建仲介、マンション仲介、任意売却、無料査定、机上査定、訪問査定、不動買取り、賃貸仲介、相続相談、住宅ローン相談、借換、保険の見直し